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京都国立博物館 メールマガジン 第179号 2021年2月9日
配信日時:2022/03/02 11:41
京都国立博物館 メールマガジン 第179号 2021年2月9日

本日より開幕の特集展示「雛まつりと人形」をはじめ、京博では3つの
特集展示を開催しています。国宝「日本書紀」も展示中!
現在のところ、がらんとしていて、十分な社会的距離を保てています。
オンラインコンテンツも随時配信しますので、どうぞご覧ください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥ 【開館中】緊急事態宣言発令に伴う対応 ‥‥‥‥+

緊急事態宣言発令中も、京都国立博物館は感染症対策を徹底したうえで
開館いたします。
今後の状況により変更する場合があります。随時、当ウェブサイトや
当館公式Twitterにてお知らせいたしますので、ご来館の際は最新情報を
ご確認ください。

【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで。夜間開館は実施いたしません)
【休館日】 月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は開館し、翌火曜日休館)

※ご入館に予約は不要です。
※土曜講座も予定通り開催いたします。

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_210115.html

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 新型コロナウイルス感染症の感染予防・
                 拡大防止のためのお願い  ‥‥‥‥+

ご来館の際は、新型コロナウイルス感染予防・拡大防止対策にご理解とご協力
賜りますようお願い申し上げます。

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/onegai/infection-prev.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━ 開催中の特集展示等 ━━━━━

+‥‥‥‥ 仏教美術研究上野記念財団設立50周年記念 特別企画
       新聞人のまなざし─上野有竹と日中書画の名品─ ‥‥‥‥+

創業期の朝日新聞社長で、「有竹」の号をもつ上野理一氏(1848 ~ 1919)
は、日本と中国の美術品収集で名をはせた稀代のコレクターでもありました。
昭和45 年(1970)にご子息の精一氏の尽力により立ち上げられた仏教美術
研究上野記念財団の設立50 周年を記念して、当館が受贈した中国の書画を
中心に、理一氏がかつて収集した日本の書画の名品もあわせて展示いたします。

【会 期】 2021年2月2日(火) ~ 3月7日(日)
【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
      ※夜間開館は実施いたしません。
【休館日】 月曜日
【会 場】 平成知新館2F

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/ueno_2020.html

+‥‥‥‥‥‥‥ 日本書紀成立1300年記念 特集展示
            国宝「日本書紀」と東アジアの古典籍 ‥‥‥‥+

2020(令和2)年は『日本書紀』が養老4年に成立してから、1300年という
節目の年にあたります。これを記念し、当館の所蔵する「岩崎本」「吉田本」
という国宝に指定されている2つの「日本書紀」を中心に、日本・中国・
朝鮮半島の優れた古典籍を展示します。

【会 期】 2021年2月4日(木) ~ 2月28日(日)
【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
      ※夜間開館は実施いたしません。
【休館日】 月曜日
【会 場】 平成知新館1F-3、1F-4

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/nihonshoki_2021.html

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特集展示 雛まつりと人形 ‥‥‥‥+

江戸時代以前、人形は感染症から人々を守る力があるとも考えられていました。
そこで本年は、恒例となっている関西風の御殿雛飾りに至る雛人形の歴史と、
各種の京人形の展示に加え、江戸時代の人々が疱瘡(天然痘)が軽くすむこと
を願い飾った「猩々(しょうじょう)人形」を紹介いたします。
新型コロナウイルスへの警戒もあって、例年のように心浮き立つ気分には
なれない本年の雛まつりではありますが、猩々人形の力を借りて、感染症の
収束を祈りたいと思います。 

【会 期】 2021年2月9日(火) ~ 3月7日(日)
【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
      ※夜間開館は実施いたしません。
【休館日】 月曜日
【会 場】 平成知新館1F-2

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/hina_2021.html


━━━━━━━━━━━━━━━━ おうちで楽しむ京博 ━━━━━━

ご自宅でも展示を楽めるようなコンテンツを用意いたしました。
https://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_200515.html

●トラりんチャンネル
・トラりんの おこたdeトーク「書の楽しみ方を教えて!」
 https://www.youtube.com/watch?v=4yiSZ-YEDNQ&feature=youtu.be

・トラりんの おこたdeトーク2「はだ研究員のプライベートに迫る!」
 https://www.youtube.com/watch?v=m-fk33HvjV8&feature=youtu.be


●子ども向け解説シート「博物館Dictionary」
平成知新館でご覧いただける展示作品について、研究員が分かりやすく
解説しています。

・博物館Dictionary 223号「三角縁神獣鏡の謎」

 PDF版 https://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/pdf/dic_223.pdf
 WEB版 https://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/kouko/223.html

●京都国立博物館だより 2021年1~3月号
 PDF版 https://www.kyohaku.go.jp/jp/kankou/haifu/pdf/tayori209.pdf


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 土曜講座 ━━━━━━

毎週土曜日の午後、展覧会や展示作品に関連した講座を行っています。


●2月13日(土) 
 考古展示室「九州と近畿の弥生・古墳時代―弥生土器の成立と埴輪・須恵器―」関連講座
「九州と近畿の弥生・古墳時代―弥生土器の成立と埴輪・須恵器―」
 古谷 毅(京都国立博物館 研究員)

●2月20日(土)
 特別企画「新聞人のまなざし─上野有竹と日中書画の名品─」関連講座
「上野コレクションの形成と中国絵画」
 呉 孟晋(京都国立博物館 調査・国際連携室長)

●2月27日(土)
 特別企画「新聞人のまなざし─上野有竹と日中書画の名品─」関連講座
「2つの国宝「日本書紀」」
 羽田 聡(京都国立博物館 美術室長/列品管理室長)


【時 間】 13:30~15:00
【会 場】 平成知新館 講堂
【定 員】 100名
【聴講料】 無料(ただし、当日の観覧券等が必要)

当日12:00より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。
定員になり次第、整理券配布を終了します。

※3~5月は土曜講座を休講いたします。
※3月27日からは特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」記念講演を開催予定
(特別展の観覧券が必要)です。 
詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/korekara/kairitsu_2021.html#kinenkoen


━━━━━━━━━━━━━━━━━ イベントのご案内 ━━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 春の琵琶鑑賞会 ‥‥‥+

琵琶の響きと白拍子舞による幽玄の世界へご招待いたします。
ぜひ博物館へお越しください。 

【日 時】 2021年2月28日(日)
      11:00~12:00、14:00~15:00
      (2回公演・演目は各回共通・開場は各回30分前から)
【主な予定演目】源平絵巻~義経と静 悲恋ものがたり~
        「祇園精舎」「舞扇鶴ヶ岡」
【出 演】 筑前琵琶:川村旭芳、舞:若柳錦秀
【会 場】 平成知新館 講堂
【定 員】 各回100名(予定、全席自由席、完全入替制)
【参加方法】当日10:00より平成知新館1階にて各回の整理券を配布します。
      (おひとり様1枚。定員になり次第、配布終了)
【参加費】 無料(ただし、当日の観覧券等が必要)

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/20210228_biwadance.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━━━

+‥‥‥‥ 凝然国師没後700年 特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ ‥‥‥‥+

鑑真(がんじん 688~763)は、中国・唐時代の高僧で、律の大家として尊敬
を集めました。しかし、日本での戒律の整備を目指していた聖武天皇の意を受
けた日本僧・栄叡(ようえい)、普照(ふしょう)より懇請され、その地位を
なげうち、五度の日本への渡航失敗と失明をものともせず、天平勝宝5年(753)、
6度目にしてようやく日本の地を踏みました。その後、唐招提寺を拠点に、中国
正統の律の教えを日本に定着させ、日本仏教の質を飛躍的に高めました。
律とは僧侶のあるべき姿を示し、戒とは僧俗の守るべき倫理基準です。戒律を
学ぶことは、僧侶とは何か、仏教とは何かを問い直すことでもあり、日本が
社会変動を迎えるたびに、幾多の名僧が戒律に注目し、仏教の革新運動を起こ
しました。特に、鎌倉時代には、唐招提寺の覚盛(かくじょう 1194~1249)、
西大寺の叡尊(えいそん 1201~1290)、泉涌寺の俊芿(しゅんじょう 
1166~1227)をはじめ、没後700年を迎える凝然(ぎょうねん 1240~1321)
などの英傑が登場し、戒律の精神にもとづき社会福祉事業などを行い広範な
支持を集めました。そして、安定社会に見える近世においても、明忍(みょう
にん 1576~1610)や慈雲(じうん 1718~1805)などによって重要な律の
復興運動が展開されました。
本展では、日本仏教の恩人と言うべき鑑真の遺徳を唐招提寺に伝えられた寺宝
によって偲ぶとともに、戒律のおしえが日本でたどった歩みを、綺羅星のよう
な名僧の活躍と関係諸寺院の名宝を綴ることでご紹介します。

【会 期】2021年3月27日(土)~ 5月16日(日)
     前期展示:2021年3月27日(土)~4月18日(火)
     後期展示:2021年4月20日(火)~5月16日(日)
     ※一部の作品は上記以外にも展示替を行います。

【観覧料】一 般 1,800円
     大学生 1,200円
     高校生  700円

    
【休館日】月曜日
     ※ただし5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)休館(予定)

【会 場】平成知新館

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/korekara/kairitsu_2021.html

展覧会公式サイト
https://ganjin2021.jp/

現在前売り券販売中!
https://ganjin2021.jp/ticket/


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