京都国立博物館 メールマガジン 第176号 2020年11月2日
明日の「文化の日」より、特別展「皇室の名宝」の後期展示となります。
約7割の作品が入れ替えとなり、ポスターやチラシを飾る「旭日鳳凰図」
(伊藤若冲筆)も登場します。
オンラインでご予約のうえ、どうぞお越しください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━━━
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 新型コロナウイルス感染症の感染予防・
拡大防止のためのお願い ‥‥‥‥+
ご来館の際は、新型コロナウイルス感染予防・拡大防止対策にご理解とご協力
賜りますようお願い申し上げます。
詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/onegai/infection-prev.html
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 庭園のみ開館のお知らせ ‥‥‥‥+
特別展閉幕後、2020年11月25日(水)から12月18日(金)まで、展示環境
整備等のため、展示室は閉室し、庭園のみ開館となります。
この期間、名品ギャラリー(平常展示)は休止となり、庭園・屋外展示
のみご覧いただけます。
ご不便をおかけしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
■庭園のみ開館<名品ギャラリー(平常展示)休止>期間
2020年11月25日(水)~12月18日(金)
■休館日 月曜日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 開催中の特別展 ━━━━━
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 御即位記念 特別展 皇室の名宝 ‥‥‥‥+
天皇陛下の即位とともに元号が改まり、令和の世を迎えました。新たな世の
始まりをことほぎ、皇室ゆかりの地である京都において、宮内庁が所蔵する
名品を日本の宮廷で培われた文化とともに紹介する展覧会を開催します。
宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の名だたる名品を中心に、皇室の名宝の数々が、
京都でまとまって公開される初めての機会。皇室と縁を結んだ名品の数々を
ご堪能ください。
【会 期】2020年10月10日(土)~11月23日(月・祝)
前期:2020年10月10日(土)~11月1日(日)
後期:2020年11月3日(火・祝)~11月23日(月・祝)
【開館時間】9:30~18:00(入館は17:30まで)
※夜間開館は実施いたしません。
【休館日】月曜日
※ただし11月23日(月・祝)は開館
【会 場】平成知新館
<事前予約制(日時指定券)の導入について>
本展は、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、事前予約
制(日時指定券)を導入します。無料対象の方も、人数分の「日時指定券」
の予約が必要です。
https://meiho2020.jp/ticket.html
展覧会の詳細は、
京博サイト
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/index.html
公式サイト
https://meiho2020.jp/
公式Twitter
https://twitter.com/meiho2020jp
━━━━━━━━━━━━━━━━ 特別展 記念講演会 ━━━━━━
●11月7日(土)
「伏見天皇と「屏風土代」―天皇の書風形成―」
講師:羽田 聡(京都国立博物館 美術室長/列品管理室長)
●11月14日(土)
「御所をめぐる色とかたち」
講師:山川 曉(京都国立博物館 工芸室長/企画室長)
【時間】13:30~15:00
【会場】平成知新館 講堂
【定員】各100名
【料金】聴講無料(ただし、講演会当日の「聴講券付日時指定券+観覧セット券」等が必要)
各講演会に参加いただくには、「聴講券付き日時指定券」が必要です。
展覧会公式サイトより、各講演会の「聴講券付き日時指定券+観覧セット券」を
ご購入ください。無料対象の方は「聴講券付き日時指定券」をご予約ください。
https://meiho2020.jp/ticket.html#anchor_lec
━━━━━━━━━━━━━━━ おうちで楽しむ「特別展」 ━━━━━━
ご自宅でも特別展を楽めるようなコンテンツを用意いたしました。
虎ブログは随時更新する予定ですので、どうぞチェックしてみてください。
●虎ブログ
・予習編 トラりんがチラシから見どころを読み解きます。
https://www.kyohaku.go.jp/jp/torarin/blog/2020/09/200918.html
・本編1 絵巻担当の井並研究員が展示室で作品を紹介します。
https://www.kyohaku.go.jp/jp/torarin/blog/2020/10/201016.html
・本編2 後期展示作品を福士研究員が紹介します。(11月6日頃公開予定)
・本編3 後期展示作品を本展主担当の山川研究員が紹介します。(11月13日頃公開予定)
●特別展鑑賞ガイド
※ファイルはPDFです。
・日本語版 https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/pdf/2020_meiho_guide.pdf
・英語版 https://www.kyohaku.go.jp/jp/culture/fun/2020_meiho_guide_en.pdf
・簡体字版 https://www.kyohaku.go.jp/jp/culture/fun/2020_meiho_guide_zh-s.pdf
・韓国語版 https://www.kyohaku.go.jp/jp/culture/fun/2020_meiho_guide_ko.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━━━
┌────────────────────────────────┐
│今後の状況によっては、変更または中止の可能性がございます。 │
│随時、当館ウェブサイトや公式ツイッターにてお知らせいたしますので│
│ご来館の際は最新情報をご確認ください。 │
└────────────────────────────────┘
●京都国立館だより 208号(2020年10月・11月・12月号)(PDF)
https://www.kyohaku.go.jp/jp/kankou/haifu/pdf/tayori208.pdf
●Kyoto National Museum Newsletter vol.147 (October-December, 2020)(PDF)
https://www.kyohaku.go.jp/jp/kankou/haifu/pdf/newsletter147.pdf
●改訂版2020年度年間スケジュール(PDF)
・日本語版
https://www.kyohaku.go.jp/jp/img/kankou/schedule_202007_ja.pdf
・英語版(English)
https://www.kyohaku.go.jp/eng/img/kankou/schedule_2020_en.pdf
・簡体字版(Simplified Chinese)
https://www.kyohaku.go.jp/eng/assets/pdf/schedule2020_zh-s.pdf
・繁体字版(Traditional Chinese)
https://www.kyohaku.go.jp/eng/assets/pdf/schedule2020_zh-t.pdf
・韓国語版(Korean)
https://www.kyohaku.go.jp/eng/assets/pdf/schedule2020_ko.pdf
+‥‥‥‥‥‥‥ 新春特集展示 丑づくし─干支を愛でる─ ‥‥‥‥+
恒例の干支・牛(丑)にちなむ特集展示です。人類と古いかかわりをもつ
牛は、日本では古墳時代以降に共に暮らす存在となりました。家畜のほか、
神の使いや乗り物としても表され、牛耕などが本格化した平安時代以降では
農村風景の一部であり、人々に寄り添う動物でした。このような「牛」を
細やかな小作品をはじめ、野性味溢れる作品などで紹介します。
【会 期】2020年12月19日(土) ~ 2021年1月31日(日)
【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
※夜間開館は実施いたしません。
【休館日】月曜日(2021年1月11日(月・祝)は開館)
2020年12月29日(火)~2021年1月1日(金・祝)
2021年1月12日(火)
【会 場】平成知新館1F-2
詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/ushi_2021.html
+‥‥‥‥ 文化財保存修理所開所40周年記念 特別企画
文化財修理の最先端 ‥‥‥‥+
京都国立博物館文化財保存修理所は、指定文化財を安全に修理することを
目的とし、1980年7月に設置されました。 公営修復施設としては日本で
初めてのものであり、2020年には開所40周年を迎えました。
これを記念し、近年の修復成果の中でも新発見をともなう、特に注目され
る作例を厳選し、展示いたします。
【会 期】2020年12月19日(土) ~ 2021年1月31日(日)
【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
※夜間開館は実施いたしません。
【休館日】月曜日(2021年1月11日(月・祝)は開館)
2020年12月29日(火)~2021年1月1日(金・祝)
2021年1月12日(火)
【会 場】平成知新館2F・1F-1、3~5
詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/conservation_2020.html
+‥‥‥‥‥‥‥ 仏教美術研究上野記念財団設立50周年記念
特別企画 新聞人のまなざし─上野有竹と日中書画の名品─ ‥‥‥‥+
大阪朝日新聞(現朝日新聞)社長で、「有竹」の号をもつ上野理一氏
(1848~1919)は、日本と中国の美術品収集で名をはせた稀代のコレクター
でもありました。昭和45年(1970)にご子息の精一氏の尽力により立ち上げ
られた仏教美術研究上野記念財団の設立50周年を記念して、当館が受贈した
中国の書画を中心に、理一氏がかつて収集した日本の書画の名品もあわせて
展示いたします。
【会 期】2021年2月2日(火) ~ 3月7日(日)
【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】月曜日
【会 場】平成知新館2F
詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/ueno_2020.html
+‥‥‥‥ 凝然国師没後700年 特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ ‥‥‥‥+
鑑真(がんじん 688~763)は、中国・唐時代の高僧で、律の大家として尊敬
を集めました。しかし、日本での戒律の整備を目指していた聖武天皇の意を受
けた日本僧・栄叡(ようえい)、普照(ふしょう)より懇請され、その地位を
なげうち、五度の日本への渡航失敗と失明をものともせず、天平勝宝5年(753)、
6度目にしてようやく日本の地を踏みました。その後、唐招提寺を拠点に、中国
正統の律の教えを日本に定着させ、日本仏教の質を飛躍的に高めました。
律とは僧侶のあるべき姿を示し、戒とは僧俗の守るべき倫理基準です。戒律を
学ぶことは、僧侶とは何か、仏教とは何かを問い直すことでもあり、日本が
社会変動を迎えるたびに、幾多の名僧が戒律に注目し、仏教の革新運動を起こ
しました。特に、鎌倉時代には、唐招提寺の覚盛(かくじょう 1194~1249)、
西大寺の叡尊(えいそん 1201~1290)、泉涌寺の俊芿(しゅんじょう
1166~1227)をはじめ、没後700年を迎える凝然(ぎょうねん 1240~1321)
などの英傑が登場し、戒律の精神にもとづき社会福祉事業などを行い広範な
支持を集めました。そして、安定社会に見える近世においても、明忍(みょう
にん 1576~1610)や慈雲(じうん 1718~1805)などによって重要な律の
復興運動が展開されました。
本展では、日本仏教の恩人と言うべき鑑真の遺徳を唐招提寺に伝えられた寺宝
によって偲ぶとともに、戒律のおしえが日本でたどった歩みを、綺羅星のよう
な名僧の活躍と関係諸寺院の名宝を綴ることでご紹介します。
【会 期】2021年3月27日(土)~ 5月16日(日)
※会期中、一部作品の展示替を行います。
【休館日】月曜日
※ただし5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)休館(予定)
【会 場】平成知新館
展覧会の詳細は、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/korekara/kairitsu_2021.html
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