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京都国立博物館 メールマガジン 第163号 2019年10月15日
配信日時:2022/03/01 19:13
京都国立博物館 メールマガジン 第163号 2019年10月15日

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すでに受信されたお客様には重複となりますが、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
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金木犀の甘い香りが漂いはじめました。
いよいよ特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」が開幕。

“「切断」から100年 ―奇跡の再会”
“「流転」の絵巻 ―美術史上、最大のドラマ”

ポスターに踊るドラマチックなキャッチコピー、どうぞ現場で体感ください。
お越しいただけるのを心よりお待ちしています。

“あの日から やっと会える”


━━━━━━━━━━━━━━━━ 明日から開催の特別展 ━━━━━━

+‥‥‥‥ 特別展 流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美 ‥‥‥‥+

36人の優れた和歌の詠み人「歌仙」を描く、鎌倉時代の名品「佐竹本三十
六歌仙絵」。かつて2巻の絵巻物として伝わったこの作品は、大正8年(1919)
に一歌仙ずつ分割され、別々の所有者のもとに秘蔵されました。2019年は、
この「佐竹本三十六歌仙絵」が分割されてから、ちょうど100年を迎える年
です。本展では、これを期に、離ればなれとなった断簡を展覧会としては
過去最大となる規模で集め、皆様にご覧いただきます。大正、昭和、平成の
世を越え伝えられた、秘宝中の秘宝。平安・鎌倉時代に花開いた王朝美術の
名品とあわせて、「佐竹本三十六歌仙絵」と、それを生んだ宮廷文化が放つ、
最高の美の世界をご堪能ください。 

【会 期】 2019年10月12日(土)~ 11月24日(日)
      ※会期中、一部の作品は展示替を行います。
       前期:2019年10月12日(土)~ 11月4日(月・休)
       後期:2019年11月6日(水)~ 11月24日(日)

【開館時間】 火~木・日曜日 9:30~18:00(入館は17:30まで)
       金・土曜日 9:30~20:00(入館は19:30まで)

【休館日】月曜日
     ※ただし、10月14日(月・祝)と11月4日(月・休)は開館、
      翌火曜日(10月15日、11月5日)休館

【会 場】 平成知新館


詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/index.html

出品一覧・展示替予定表はこちら
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/pdf/2019_36kasen_list.pdf

ワークショップの詳細はこちら
https://www.kyohaku.go.jp/jp/culture/edu/36kasen_ws2019.html

公式サイト
https://kasen2019.jp/

公式Twitter
https://twitter.com/36kasen2019


━━━━ 特別展 流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美 
                    関連イベント ━━━━━━
<特別講演>
●11月4日(月・休)
「巡る美 変わる美 ―流転する日本文化―」
 講師:彬子女王殿下

【時 間】14:00~15:00
【会 場】平成知新館 講堂
【定 員】180名
【料 金】聴講無料(ただし本展覧会の当日の観覧券が必要)

当日11:00より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。
定員になり次第、整理券配布を終了します。


<記念講演会>
●10月19日(土)
「歌仙絵の成立と展開 -佐竹本への道のり-」
 講師:土屋 貴裕氏(東京国立博物館 主任研究員)

●11月2日(土)
「歌仙絵の最高峰 -佐竹本三十六歌仙絵の表現と情緒-」
 講師:井並 林太郎(京都国立博物館 研究員)

●11月16日(土)
「佐竹本三十六歌仙絵への想い」
 講師:降矢哲男(京都国立博物館 研究員)

【時 間】13:30~15:00
【会 場】平成知新館 講堂
【定 員】200名
【料 金】聴講無料(ただし本展覧会の当日の観覧券が必要)

当日11:00より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。
定員になり次第、整理券配布を終了します。


<キャンパスメンバーズ向け講演会>
●11月1日(金)17:00~18:00(16:30開場)
参加方法など、詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/20191101_campus-lec.html


<その他イベント>
●十二単お服上げの再現―現代につながる王朝の美
「十二単」*のファッションショーを行い、平安時代の貴族女性の姿を舞台上に
再現します。「十二単」の鮮やかな色の重なり、かすかな衣擦れの音、そして
お服上げ(着付)の巧みな技術にご注目ください。
*十二単:貴族の女装束の一種の通称


【日 時】11月9日(土)
     ①11:00~ ②12:30~ ③14:00~ ④15:30~(各回30分×4回公演)
【会 場】平成知新館 講堂
【料 金】無料(ただし本展覧会の当日の観覧券が必要)
【出 演】衣紋道 東京道場
【主 催】文化庁、独立行政法人 日本芸術文化振興会、京都国立博物館、
     日本経済新聞社、
     学校法人 国際文化学園 国際文化理容美容専門学校 衣紋道 東京道場

当日10:00より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券(1人1枚)を配布し、
定員(200名×4公演)になり次第、配布を終了します。


<NHK関連番組のご案内>
●歴史秘話ヒストリア
 総合 10月23日(水)22:30~
 BS4K 10月31日(木)20:20~

●特集「佐竹本三十六歌仙絵」
 BS8K 10月27日(日)19:00~
 総合 11月3日(日)7:45~(関西地域のみ)
 総合 11月9日(土)15:05~

●日曜美術館
 Eテレ 11月10日(日)9:00~

※地域によって、放送時間が異なる場合があります。詳細や再放送などの情報は
 各番組HPでご確認ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 消費税率変更にともなう対応のお知らせ  ‥‥‥+

2019年10月1日(火)~の消費税率の10%への引き上げにともない、京都国立
博物館では一部刊行物の販売価格を改定しました。
※入館料は変更ありません。

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_190913.html


+‥ 寄託名品図録「京都国立博物館寄託の名宝」出版のお知らせ  ‥‥‥+

京都国立博物館の寄託品約6,400件のなかから選んだ、各分野の名品139件を
掲載した寄託名品図録「京都国立博物館寄託の名宝」が出版されました。
カラー図版とともに作品をわかりやすく紹介。モノクロ頁にはすべての作品に
ついて英語・中国語・韓国語による解説をつけました。
京都国立博物館が寄託を受け、守り伝えてきた名品の数々を、この機会にぜひ
お手元でお楽しみください。

価格:1,900円(税込)
※京都国立博物館ミュージアムショップ(南門・平成知新館内)にて販売中。
※特別企画「京博寄託の名宝」の展覧会図録ではありません。

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_190814-1.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━ イベントのご案内 ━━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 留学生の日 ‥‥‥+

京都国立博物館では、留学生の方々に日本文化への理解を深めていただく
ため、「留学生の日」を設けています。

本年は3つの特典を用意しました。留学生の方は、この機会にぜひご来館
ください。

【日 時】 2019年11月1日(金) 9:30~20:00(入館は19:30まで)
【ご注意】 入館の際に学生証をご提示ください。

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/20191101_foreign.html



+‥‥‥‥‥‥ 京都・らくご博物館【秋】~錦秋寄席~ Vol.54 ‥‥‥+

錦秋の京都の秋の夜長、らくご博物館で過ごしてみませんか。
事前予約制ですので、お早めにお申し込みください。


【日 時】 2019年11月15日(金) 18:00開場/18:30開演
【会 場】 京都国立博物館 平成知新館 講堂
【料 金】 一般:3,200円(税込)
      キャンパスメンバーズ:2,600円(税込)
     (全席指定・特別展団体割引引換券付)

チケットのお求めなど詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/rak/vol54.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特集展示 京都御所障壁画 紫宸殿 ‥‥‥‥+

紫宸殿は、内裏(現在の京都御所)の諸殿舎のなかでも最も格式が高い御殿
です。古くは日常政務の場でしたが、やがて即位や大嘗会(だいじょうえ)
などの重要な儀式も行われるようになりました。
その紫宸殿にある高御座後方に立てられるのが、賢聖障子(けんじょうのしょ
うじ/そうじ)です。獅子狛犬と負文亀(ふぶんき)、そして中国殷代から
唐代にいたる賢臣32人が描かれるもので、平安時代にさかのぼる歴史があり
ます。
現在の京都御所障壁画の多くは、安政2年(1855)の再建時に新調されました
が、賢聖障子は寛政2年(1790)造営時のものが残っています。今回の特集展
示は、この賢聖障子が9面すべて公開されるたいへん貴重な機会です。 


【会 期】2020年1月2日(木) ~ 2月2日(日)
【会 場】平成知新館 2F-4

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/gosho_2020.html


+‥‥‥‥‥‥‥‥ 新春特集展示 子づくし─干支を愛でる─ ‥‥‥‥+

干支にちなむ特集展示の第5弾。十二支のトップバッターの登場です。
鼠はともすると穀物の蔵を荒し、強力な歯で衣類や調度も汚す嫌われ者。
なぜ多くの美術品に愛らしく描かれるのでしょう。
ひとつには大黒さんの使いとして好印象を得たからです。はじめは鼠が助けた
ことのある日本の神様、大国主神(おおくにぬしのかみ)とコンビでしたが、
インド出身の台所の神様、大黒天が、漢字の読み音が通じるために大国主と
一体化し、その富と豊穣の神様の使いの座を鼠がせしめたのでした。また、
鼠は多産なため子孫繁栄の願いも託されました。さらには、江戸時代の日本で
人気のペットとなり、飼育法や珍種を得るための交配の手引き書などが刊行さ
れ、人に懐く、性質の優しい鼠がつくり出されて愛玩されたという歴史もあり
ます。
身近な小動物であり、神様の使いで子宝の象徴でもある鼠たち。子年子月子日
の行事をあつかう『源氏物語』の「初音(はつね)」を含め、おめでたい子年
の美術をどうぞお楽しみ下さい。 


【会 期】2020年1月2日(木) ~ 2月2日(日)
【会 場】平成知新館 1F-2

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/ne_2020.html


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特集展示 神像と獅子・狛犬 ‥‥‥‥+

われわれのご先祖さまは、神さまをどのような姿と考えていたのでしょうか。
今にのこる神々の像は、貴族のような姿のものあり、甲冑をまとって怒りの
表情のものあり。さまざまな姿をしています。神様をまもる獅子・狛犬も、
たとえば平安時代後期のものは穏やかで、それが鎌倉時代になると荒々しく
なるというように、時代によってその姿は変化します。仏教像とは一味違った
神像、どこか愛らしい獅子・狛犬たち、どうぞご覧ください。  


【会 期】2020年1月2日(木) ~ 3月22日(日)
【会 場】平成知新館 1F-1

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/sculp_2019.html


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 京都国立博物館だより ‥‥‥‥+

2019年10-12月号(204号) のPDF版はこちら
https://www.kyohaku.go.jp/jp/kankou/haifu/pdf/tayori204.pdf

特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」についても詳しく
紹介しています!


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2019年度 年間スケジュール ‥‥‥‥+

2019年度年間スケジュールのPDFはこちら!
5言語用意しましたので、海外のお客様にもご紹介いただけましたら幸いです。

日本語版 Japanese:
https://www.kyohaku.go.jp/jp/img/kankou/schedule_ja_2019.pdf

英語版 English:
https://www.kyohaku.go.jp/eng/img/kankou/schedule_2019_en.pdf

簡体字版 Simplified Chinese:
https://www.kyohaku.go.jp/eng/assets/pdf/schedule_2019_zh-s3.pdf

繁体字版 Toraditional Chinese:
https://www.kyohaku.go.jp/eng/assets/pdf/schedule_2019_zh-t3.pdf

韓国語版 Korean: 
https://www.kyohaku.go.jp/eng/assets/pdf/schedule_2019_kr.pdf





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