京都国立博物館　メールマガジン　第160号　　2019年7月2日

本日は半夏生、気候の変わり目です。
京博でも「展示の替わり目」。本日から名品ギャラリー（平常展示）を再開
します。2つの特集展示「新収品展」「赤ってじつはどんな色？」もご覧いた
だけます。皆様のお越しをお待ちしています。

※3F（陶磁・考古展示室）は、7月9日（火）から展示を開始します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━　お知らせ　━━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　夏の夜間開館のお知らせ　‥‥‥+

京都国立博物館では、2019年7月5日（金）～9月14日（土）まで、
毎週金・土曜日（9/7を除く）の夜間開館を21時まで延長します。
（入館は20時30分まで）

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_190625.html


━━━━━━━━━━━━　　開催中の特集展示・特別企画　━━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　特集展示　新収品展　‥‥‥‥+

京都国立博物館では毎年、展示や研究に活用するため、美術品・文化財を
計画的に購入しています。また、個人の方からのご厚意により、作品を寄
贈いただくこともあります。今回の新収品展では、2017～2018年度に当館
が新たに収蔵した美術品・文化財のなかから、約70件をご覧いただきます。 

【会　期】　2019年7月2日（火） ～ 8月4日（日）
【会　場】　平成知新館1F-3～6

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/new_2019.html



+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　特集展示　赤ってじつはどんな色？　‥‥‥‥+

赤色は、わたしたちにとって身近な色のひとつです。むかしの人も赤で
さまざまなものをかざっていました。しかし、そこには今ではわすれられて
しまった意味がこめられていたのです。この展示では、むかしの美術品を通
して、赤色にこめられた人々の思いやむかしの人の色のセンスを感じてみた
いと思います。
夏休みのお子さまにも楽しんでいただける展示です。身近な色をきっかけに
作品を楽しく鑑賞してみましょう。

【会　期】　2019年7月2日（火） ～ 8月12日（月・休）
【会　場】　平成知新館1F-2

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/red_2019.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━　土曜講座　━━━━━━

毎週土曜日の午後、展覧会や展示作品に関連した講座を行っております。


○7月6日（土） 
　特集展示「新収品展」関連講座
「重要文化財　太刀　銘 国吉（号 小夜左庵国吉）について
　―鎌倉時代前期の山城鍛冶再考―」
　末兼 俊彦（京都国立博物館 主任研究員）


○7月13日（土） 
　特集展示「赤ってじつはどんな色？」関連講座
「赤ってじつはどんな色？」
　安部 真里奈（京都国立博物館 研究員）


○7月20日（土） 
　名品ギャラリー「鳥取・兵庫の原始古代」関連講座
「鳥取・兵庫の原始・古代文化　―山陰と山陽の交流点―」
　古谷 毅（京都国立博物館 主任研究員）


【時　間】13：30～15：00
【会　場】平成知新館 講堂
【定　員】200名
【聴講料】無料（ただし、当日の観覧券等が必要）

当日12：00より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。
定員になり次第、整理券配布を終了します。

※7月27日は土曜講座を休講いたします。


━━━━━━━━━━━━━━━━━　イベントのご案内　━━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥　トラりんといっしょ☆発見！化石ツアー　‥‥‥+

京都国立博物館の南門や展示館「平成知新館」のかべには、「ジュライエ
ロー」というジュラ紀の古生物の化石を多くふくむ石材が使われています。
博物館のかべによく目をこらすとアンモナイトやべレムナイト、貝の化石
がたくさん！夏休みは公式キャラクター「トラりん」といっしょに化石を
さがす旅に出かけましょう。


【日　時】　2019年8月10日（土）
　　　　　　第1回 11:00～／第2回13:00～／第3回15:00～（各回約30分）
【会　場】　京都国立博物館　平成知新館ほか屋外等
【講　師】　栗林 眞理子氏（京都市青少年科学センター 地学領域専門主事）
【定　員】　各回20名
【料　金】　無料（ただし当日の観覧券が必要）

参加方法など詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/20190810_fossil.html



+‥‥‥‥‥‥　京都・らくご博物館【夏】～納涼寄席～ Vol.53　‥‥‥+

真夏の夜、らくご博物館で暑さを吹き飛ばしませんか。
桂雀三郎さん、桂かい枝さん、桂まん我さんほか実力派の面々が登場します。
チケット好評発売中。事前予約制ですので、お早めにお申し込みください。


【日　時】　2019年8月9日（金）　18:00開場／18:30開演
【会　場】　京都国立博物館　平成知新館 講堂
【料　金】　一般：3,100円（税込）
　　　　　　キャンパスメンバーズ：2,500円（税込）
　　　　　（全席指定・名品ギャラリー観覧券付）

チケットのお求めなど詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/rak/vol53.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━　シアターのご案内　━━━━


平成知新館 講堂では、当館所蔵品に関連した高精細映像を、350インチの
大画面でご覧いただくことができます。


【上映スケジュール】2019年7月2日～8月12日

◆坂本龍馬の手紙　─書簡が伝える幕末ヒーローの魅力─　
　上映日　：火曜日、木曜日*、日曜日
    　　　　*ただし木曜日のうち、7月25日は休映
　上映時間：13:00～／14:00～／15:00～（約19分）


◆美のかけはし　─京都国立博物館の歴史と名品─
　上映日　：水曜日、金曜日*、7月15日（月・祝）、8月12日（月・休）
    　　　　*ただし金曜日のうち、7月26日、8月2日、8月9日は休映
  上映時間：13:00～／14:00～／15:00～（約16分）

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/mov/20190702.html



━━━━━━━━━━━━━━━　博物館Dictionary 215号　━━━━━

子ども向け解説シート「博物館Dictionary」の215号が発行されました。
平成知新館名品ギャラリーで8月12日（月・休）までご覧いただける、
特集展示「赤ってじつはどんな色？」の展示作品について、研究員が分か
りやすく解説しています。


博物館Dictionary 215号「いまに感じるむかしの赤」
　PDF版はこちら
　https://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/pdf/dic_215.pdf


━━━━━━━━━━━━━━━━━━　これからの展覧会　━━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2019年度　年間スケジュール ‥‥‥‥+

2019年度年間スケジュールのPDFはこちら

日本語版 Japanese：
https://www.kyohaku.go.jp/jp/img/kankou/schedule_ja_2019.pdf

英語版 English：
https://www.kyohaku.go.jp/eng/img/kankou/schedule_2019_en.pdf


+‥‥‥‥‥‥‥　ICOM京都大会開催記念 特別企画
　　　　　　　　　京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─　‥‥‥‥+

2019年9月、日本で初となるICOM（アイコム）こと国際博物館会議の世界大会
が、京都の地で行われることになりました。京都国立博物館ではそれを記念
した展覧会を開催します。「京博寄託の名宝」展では、京都国立博物館に収蔵
される6,200余件もの寄託品の中から、選りすぐりの名品を展示いたします。
2017年の「国宝」展に勝るとも劣らない美の極致を、ぜひご鑑賞ください。 

【会　期】　2019年8月14日（水） ～ 9月16日（月・祝）
　　　　　　※2019年9月7日（土）は無料観覧日（夜間開館なし）
【会　場】　平成知新館

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/icom_2019.html



+‥‥‥‥　特別展　流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美　‥‥‥‥+

36人の優れた和歌の詠み人「歌仙」を描く、鎌倉時代の名品「佐竹本三十
六歌仙絵」。かつて2巻の絵巻物として伝わったこの作品は、大正8年（1919）
に一歌仙ずつ分割され、別々の所有者のもとに秘蔵されました。2019年は、
この「佐竹本三十六歌仙絵」が分割されてから、ちょうど100年を迎える年
です。本展では、これを期に、離ればなれとなった断簡を展覧会としては
過去最大となる規模で集め、皆様にご覧いただきます。大正、昭和、平成の
世を越え伝えられた、秘宝中の秘宝。平安・鎌倉時代に花開いた王朝美術の
名品とあわせて、「佐竹本三十六歌仙絵」と、それを生んだ宮廷文化が放つ、
最高の美の世界をご堪能ください。 

【会　期】　2019年10月12日（土）～ 11月24日（日）
　　　　　　※会期中、一部の作品は展示替を行います。
【会　場】　平成知新館

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/korekara/36kasen_2019.html




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