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京都国立博物館 メールマガジン 第154号 2019年1月11日
配信日時:2022/03/01 18:38
京都国立博物館 メールマガジン 第154号  2019年1月11日


みなさま、昨年はたくさんのお運びありがとうございました。
2019年もよろしくお願いいたします。
京都国立博物館では新春特集展示「亥づくし」をはじめとする3つの特集展示
を開催中です。華やかな新春の京博にどうぞお越しください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━  開催中の特集展示 ━━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特集展示 美麗を極める中国陶磁 ‥‥‥‥+

平成24年に、清朝陶磁を中心とした中国美術の蒐集家である松井宏次氏より、
陶磁59件、考古13件、彫刻2件の計74件を一括でご寄贈いただきました。
今回は、その受贈を記念し、ご寄贈いただいた作品を一堂にご紹介します。

今回の展覧会では、中国美術全般に興味を持って蒐集された松井コレクション
の全容をご紹介するとともに、ご寄贈いただいた作品の中核をなす清朝陶磁を
はじめとした中国陶磁の形状の豊かさや色彩の美しさを感じていただきたいと
思います。また、中国陶磁だけでなく、あわせて展示する青銅器や金属工芸、
彫刻などもご覧いただき、中国美術における造形美について触れていただく機
会になればと思います。

【会 期】 2018年12月18日(火)~2019年2月3日(日)
【会 場】 平成知新館 1F-2・3

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/chi_ceramics_2018.html


+‥‥‥‥‥‥‥‥ 新春特集展示 亥づくし─干支を愛でる─ ‥‥‥‥+

新春特集展示「干支を愛でる」。2019年は亥年ということで「亥づくし」。
猪にまつわる名品を展示いたします。
当館では明治34年(1901)丑年より同43年(1910)戌年まで、干支にちなん
だ展示が行われていました。丑→寅→卯→辰→巳→午→未→申→酉→戌。
そうです。実は「猪」をテーマとする展示は、この度が初めてとなります。
京博初の亥づくし。お気に入りの猪の名品と出逢う機縁となりましたら幸い
です。 
【会 期】 2018年12月18日(火)~2019年1月27日(日)
【会 場】 平成知新館 1F-5

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/inosisi_2018.html


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特集展示 京の冬景色 ‥‥‥‥+

四季に恵まれた日本の自然は、その季節ごとにさまざまな表情を見せてくれ
ます。桜、新緑、紅葉など、季節を彩る豊かな色彩が、見慣れたはずの景色
に新鮮な趣を添えるさまはまことに目に楽しいものです。
一般的には観光のオフシーズンとされ、底冷えのする冬の京都には、しかし
この季節ならではの景色があります。 特に、市内でも北部や山沿いでは雪
が積もりやすく、雪化粧という言葉そのままに、真白な雪は美しい景色を
さらにも美しく磨き上げてくれるのです。 そんな魅力的な京都の冬景色が
描かれた作品をご覧いただこうという特集展示です。  

【会 期】2018年12月18日(火)~2019年1月27日(日)
【会 場】平成知新館 2F-5

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/kyoto-winter_2018.html



※金・土曜日は午後8時まで開館しています(入館は閉館の30分前まで)。
 お仕事帰りやお寺めぐりの後にぜひお立ち寄りください。
※休館日:
●月曜日
 ただし2019年1月14日(月・祝)は開館、翌1月15日(火)が休館
●2019年1月29日(火)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 土曜講座 ━━━━━━

毎週土曜日の午後、展覧会や展示作品に関連した講座を行っています。


○1月12日(土) 
「漢代の画像鏡と画像石―歴史を描く歴史―」
 宮川 禎一(京都国立博物館 上席研究員)

○1月19日(土) 
 新春特集展示「亥づくし─干支を愛でる─」関連講座
「いのししはめでたいか―いのしし図像学―」
 上杉 智英(京都国立博物館 研究員)

○2月2日(土)
 特集展示「美麗を極める中国陶磁」関連講座
「美麗を極める中国陶磁」
 降矢 哲男(京都国立博物館 研究員)

○2月9日(土)
 特別企画 日中平和友好条約締結40周年記念
「中国近代絵画の巨匠 斉白石」関連講座
「須磨コレクションの中国近代絵画」
 西上 実 氏(京都国立博物館 名誉館員)


【時 間】 13:30~15:00
【会 場】 平成知新館 講堂
【定 員】 200名
【聴講料】 無料(ただし、当日の観覧券等が必要)

当日12:00より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。
定員になり次第、整理券配布を終了します。

※1月26日は土曜講座を休講します。

今後の土曜講座の予定は、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/sat/index.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━ イベントのご案内 ━━━━━━

+‥‥‥‥ 京博のお正月 新春イベント「芸舞妓 春の舞」 ‥‥‥‥+

お正月らしい華やかでおめでたい舞をお楽しみください。 
【日 時】 2019年1月14日(月・祝)
      13:00~、14:00~ 2回公演
      (開場は各回20分前から。公演は約30分間)
【会 場】 平成知新館 講堂
【定 員】 各回200名
【参加方法】当日11:00より平成知新館1階にて各回の整理券を配布します。
      (おひとり様1枚。定員になり次第、配布終了)
【参加費】 無料(ただし、当日の観覧券等が必要)

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/2019_newyear.html

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 国際特別講演会 ‥‥‥‥+

文化庁「平成30年度外国人芸術家・文化財専門家招へい事業」による当館の
国際交流事業の一環として、国際特別講演会を開催いたします。
韓国を代表する仏教美術研究者の一人である姜友邦氏をお招きし、日韓の
仏教美術に関する研究成果の一端をご紹介いただきます。ぜひ聴講にお越し
ください。

【日 時】 2019年1月26日(土)13:00~ 17:00
【会 場】 平成知新館 講堂
【プログラム(予定)】
  ◆第一部
    講演「日本と韓国の仏画の新解釈
  ―国宝「子島曼荼羅」と重要文化財 鏡神社所蔵「高麗水月観音図」を
  中心に―」
    講師:姜 友邦 氏(一郷韓国美術史研究院長/
           梨花女子大学 人文科学大学美術史学招へい教授)

  ◆第二部
    日本人研究者との座談会
    登壇者:姜 友邦 氏
        松本 伸之 氏(奈良国立博物館長)
        谷口 耕生 氏(奈良国立博物館 学芸部教育室長)
        大原 嘉豊(京都国立博物館 学芸部保存修理指導室長)
【定 員】 200名
【参加方法】当日11:00より平成知新館1階にて整理券を配布します。
      定員になり次第、整理券配布を終了します。
【参加費】 無料(ただし、当日の観覧券等が必要)

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/20190126_lecture.html


+‥‥ 対談イベント 「森見登美彦氏、京都国立博物館で語る」 ‥‥‥+

京都を舞台にした小説を多数発表されている小説家の森見登美彦さんを
お招きし、最新作『熱帯』をはじめとする作品についてお話しいただき
ながら、当館研究員が小説に登場する京都の名所と博物館のつながりを
紹介します。

【登壇者】 小説家 森見 登美彦氏 × 京都国立博物館 研究員 羽田 聡
【日 時】 2019年2月3日(日)13:30~15:00(開場13:00) 
【会 場】 京都国立博物館 講堂
【定 員】 200名(全席指定)
【参加費】 無料(ただし当日の観覧券等が必要)

応募はメールのみ(~1月23日)で、抽選となります。詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/20190203_morimishi.html


+‥‥‥‥‥‥ 京都・らくご博物館【冬】~立春寄席~ Vol.51 ‥‥‥+

寒い季節こそ落語で笑ってあたたまりませんか。
桂ざこばさん、桂千朝さんをはじめとする陽気な噺家が晩冬の凍えを溶か
します。笑顔を着込めば帰り道はきっとホクホク。
事前予約制ですので、どうぞお早めにお申し込みください。


【日 時】 2019年2月8日(金)18:00開場/18:30開演
【会 場】 京都国立博物館 平成知新館 講堂
【料 金】 一般:3,100円(税込)
      キャンパスメンバーズ:2,500円(税込)
     (全席指定・名品ギャラリー観覧券付)

チケットのお求めなど詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/rak/vol51.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━━

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特集展示 初公開!天皇の即位図 ‥‥‥‥+

寛文3年(1663)、後西天皇が譲位し、後水尾天皇の第十九皇子・識仁親王
(さとひとしんのう)が受禅、霊元天皇として即位します。近年、この譲位
と即位の儀式を描いた珍しい屏風絵が発見されました。その屏風は、京狩野
第三代の狩野永納(1631~97)が描いたもので、右隻に即位、左隻に譲位の
様子が描かれています。人物や建物には多くの注記が付されており、高い
資料的価値を有する注目すべき作品です。
この屏風を初公開するとともに、関連する資料をあわせて展示し、当時に
おける天皇の譲位と即位に関わる儀式について考えます。 

【会 期】 2019年1月30日(水)~3月10日(日)※会期中展示替えあり
【会 場】 平成知新館1F-4

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/emperor_2019.html


+‥‥‥‥‥‥‥ 日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画
               中国近代絵画の巨匠 斉白石 ‥‥‥‥+

本年度は、日中平和友好条約の締結から40周年の節目にあたります。
これを記念し、中国・北京画院が所蔵する、中国近代水墨画を代表する画家
である斉白石(1864~1957)の名品を一堂に展示します。
斉白石は、若き頃、故郷の湖南省湘潭での大工仕事で培った、華やかな色彩
と簡潔で力強い墨線の画を得意とし、素朴な描写のなかに、かわいらしさと
ユーモアがあふれています。晩年に「人民芸術家」の称号が授けられ、現代
の中国では誰もが知っている大画家ですが、一方で造形美を追求した孤高の
画家でもありました。
北京画院は1957年に成立した、中国で最も古く、規模の大きな美術アカデ
ミーの一つです。初代名誉院長に斉白石を迎え、その名品を多く所蔵するこ
とでも知られています。
今日の中国で最も愛されている画家、斉白石の魅力をこの機会にご堪能くだ
さい。 

【会 期】 2019年1月30日(水)~ 3月17日(日)※会期中展示替えあり
【会 場】 平成知新館2F-1~4

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/hakuseki_2019.html


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 特集展示 雛まつりと人形 ‥‥‥‥+

雛まつりの起源のひとつは、3月のはじめに行われる禊の行事である上巳
(じょうし)の節供です。そこでは、日常生活の中で人間につく穢れを
移すために人形が用いられました。この行事がやがて、人形遊びで用いる
人形と結びつき、江戸時代には座敷に飾りつける雛人形や雛段へと発展し
たと考えられています。当館恒例の特集展示「雛まつりと人形」では、
御殿飾り雛を中心に、江戸時代に流行した各種の雛人形を揃え、その変遷
をたどります。
あわせて、嵯峨人形・御所人形・賀茂人形と、京都の地名を冠した各種の
京人形を通して、みやこで育まれた人形文化の諸相を紹介します。 

【会 期】 2019年2月13日(水)~ 3月17日(日)
【会 場】 平成知新館1F-2

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/hina_2018.html


+‥‥‥‥‥‥‥ 特別展 時宗二祖上人七百年御遠忌記念
               国宝 一遍聖絵と時宗の名宝 ‥‥‥‥+

遊行や踊り念仏などで知られる時宗は、宗祖一遍上人(1239~89)によっ
て開かれました。 この時宗を教団として整備し、大きく発展させたのが
二祖の真教上人でした。2019年に真教上人(1237~1319)の七百年遠忌を
迎えるのを記念して、時宗の名宝を一堂に会する展覧会を開催いたします。

全国各地を遍歴した一遍の生涯を描いた国宝「一遍聖絵」(清浄光寺蔵)、
真教の足跡をつづった「遊行上人縁起絵」、歴代祖師の肖像彫刻や肖像画な
ど、時宗の名宝の全貌をご堪能いただくまたとない機会となることでしょう。 
なかでも、「一遍聖絵」は鎌倉時代を代表する絵巻で、大判の絹地に当時の
風景や人物が精細に描かれ、中世の歴史を語る上でも重要な作品です。
全12巻を全巻公開します。 

【会 期】 2019年4月13日(土)~ 6月9日(日)
【会 場】 平成知新館

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/korekara/jishu_2019.html


+‥‥‥ 特別展 流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美 ‥‥‥‥+

36人の優れた和歌の詠み人「歌仙」を描く、鎌倉時代の名品「佐竹本三十
六歌仙絵」。かつて2巻の絵巻物として伝わったこの作品は、大正8年(1919)
に一歌仙ずつ分割され、別々の所有者のもとに秘蔵されました。2019年は、
この「佐竹本三十六歌仙絵」が分割されてから、ちょうど100年を迎える年
です。本展では、これを期に、離ればなれとなった断簡を展覧会としては
過去最大となる規模で集め、皆様にご覧いただきます。大正、昭和、平成の
世を越え伝えられた、秘宝中の秘宝。平安・鎌倉時代に花開いた王朝美術の
名品とあわせて、「佐竹本三十六歌仙絵」と、それを生んだ宮廷文化が放つ、
最高の美の世界をご堪能ください。 

【会 期】 2019年10月12日(土)~ 11月24日(日)
【会 場】 平成知新館

詳しくは、
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/korekara/36kasen_2019.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━━━━


+‥‥ 京都国立博物館公式キャラクター「トラりん」
                    LINEスタンプ発売中!  ‥‥+

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