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京都国立博物館 メールマガジン 第142号 2018年1月16日
配信日時:2022/03/01 17:30
京都国立博物館 メールマガジン 第142号  2018年1月16日

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本日から開催の特集展示 ━━━━


+‥‥ 新春特集展示 いぬづくし─干支を愛でる─ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


社会性が高い犬は、古くから人間に愛されてきました。やはり猟犬としての
かかわりが古く、『播磨国風土記』には麻奈志漏(まなしろ)という応神天皇の
猟犬の話が出てきます。
その一方で、愛玩犬特に、小型室内愛玩犬として狆(ちん)と呼ばれた一類が
あります。現在では白黒の長毛で鼻がくしゃっとつまった(短吻種と言います)
ジャパニーズ・チンと呼ばれる日本原産の改良・固定種が狆とされています。
狆の歴史は非常に古く、短吻種犬は、チベット原産で奈良時代には既に日本に
伝わっていました。しかし、江戸時代には、短吻種だけではなく、
長吻種の日本テリアに近い姿のものも狆と呼ばれていました。
古くからの犬と人とのかかわりに思いを馳せていただければ幸いです。

展示は1月21日(日)まで。どうぞお見逃しなく! 

【会 期】2017年12月19日(火)~ 2018年1月21日(日)
【会 場】平成知新館 2F-1・2

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/inu_2017.html



+‥‥ 特集展示 御所文化を受け継ぐ─近世・近代の有職研究─ ‥‥‥‥+


平安時代に頂点を迎えた御所を中心とする公家文化は、社会の変動や応仁の乱
をはじめとする内戦によって、次第に簡略化へと向かいました。それが復興へと
向かうのは、世相が落ち着く江戸時代に入ってからです。それ以降、理想の時代の
再現をめざして、さまざまな研究が重ねられました。京都国立博物館が所蔵する
御所旧蔵の作品群を中心に、近世・近代の御所文化再興の様相を振り返ります。 

関連講座もありますので、ぜひあわせてお楽しみください。 

【会 期】2017年12月19日(火)~ 2018年1月28日(日)
【会 場】平成知新館 1F-2~4

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/gosho_2017.html



*毎週金・土曜日は午後8時まで開館しています。
(入館は午後7時30分まで)。
お仕事帰りやお寺めぐりの後にぜひお立ち寄りください。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 土曜講座 ━━━━━━━


毎週土曜日の午後、展覧会や展示作品に関連した講座を行っております。

○1月20日(土)
特集展示「御所文化を受け継ぐ―近世・近代の有職研究―」関連講座
「近代の有職故実―江戸時代から伝えられた雅び―」
田中 潤 氏(学習院大学 非常勤講師)

○1月27日(土)
「梵音具―仏教の鳴器―」
伊藤 信二(京都国立博物館 企画室長)


○2月3日(土)
「埴輪の顔―ハニワ顔のひみつ―」
古谷 毅(京都国立博物館 主任研究員)


【時 間】13:30~15:00
【定 員】200名
【聴講料】無料 (ただし、当日の観覧券等が必要)
【会 場】平成知新館 講堂

講演当日、12時より平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。
定員になり次第、整理券配布を終了します。


今後の土曜講座の予定は、ホームページから→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/sat/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ カフェのご案内 ━━━━━━

2018年1月2日(火)より南門併設カフェ「前田珈琲 京博店」がオープン
しました。当館のシンボルともいうべき明治古都館を眺めながら、
こだわりの自家焙煎コーヒーや京博限定メニューをお楽しみください。

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/riyou/shop/index.html#anchor_cafe



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━━━━━


+‥‥ 京都国立博物館公式キャラクター「トラりん」
                    LINEスタンプ発売中! ‥‥‥‥+

当館公式キャラクター「トラりん」のLINEスタンプを発売開始しました!
その可愛いしぐさややんちゃなポーズを集めた全40種類のLINEスタンプです。
ぜひご利用ください。


詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_134.html



━━━━━━━━━━━━━ 博物館Dictionary No.202, No.203  ━━━━━


子ども向け解説シート「博物館Dictionary No.202, No.203」は、
平成知新館名品ギャラリーでご覧いただける、金工展示室「梵音具」(No.202)、
特集展示「御所文化を受け継ぐ─近世・近代の有職研究─」(No.203)
にまつわるお話です。

博物館Dictionary No.202 PDF版→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/pdf/dic_202.pdf

博物館Dictionary No.203 PDF版→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/pdf/dic_203.pdf



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━━


+‥‥ 特別企画 貝塚廣海家コレクション受贈記念 
          豪商の蔵─美しい暮らしの遺産─ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


廣海家は、大阪府貝塚市の旧商家。米穀の廻船問屋として天保6年(1835)に開業し、
肥料商、株式投資、銀行経営などで財をなし、地域の近代産業の発展に寄与しました。
その広大な敷地には、間口約34mの巨大な町屋、茶室、4棟の土蔵がならびます。
この蔵に眠る大量の書画、茶器、調度が、当館に寄贈されました。
秀吉の書状をはじめ、伊藤若冲、司馬江漢、柴田是真の作品など、
商家の暮らしのなかで使われてきた品々をお披露目します。  

【会 期】2018年2月3日(土)~ 2018年3月18日(日)
【会 場】平成知新館 1F-2~6

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/hiromike_2018.html



+‥‥ 特集展示 雛まつりと人形 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


華やかな御殿雛飾りを中心に、各種の雛人形とさまざまな京人形を展示します。  

【会 期】2018年2月20日(火) ~ 2018年3月18日(日)
【会 場】平成知新館 2F-5

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/hinamatsuri_2018.html



+‥‥ 特別展 池大雅 天衣無縫の旅の画家 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

円山応挙や伊藤若冲など、個性派画家がしのぎを削った江戸時代中期の京都画壇。
その活況のなかで、与謝蕪村とともに「南画の大成者」と並び称されるのが池大雅
(1723~76)です。その作品は、寡欲で恬淡、きわめて謙虚だったと伝えられる
人柄を象徴するかのような、清新で衒いのない明るさに満ちています。
本展では、大雅の初期から晩年にいたる代表作を一堂に集め、その画業の全体像を
ご紹介します。あわせて、その人となりや幅広い交友関係を示す資料を通して、
当時から愛された人間大雅の魅力に迫ります。
さらに、大雅が日本各地を訪ねた「旅の画家」であることをふまえ、彼の旅が
絵画制作に果たした役割についても検証します。   

【会 期】2018年4月7日(土) ~ 2018年5月20日(日)
【会 場】平成知新館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/taiga2018.html

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