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京都国立博物館 メールマガジン 第140号 2017年11月14日
配信日時:2022/03/01 17:23
京都国立博物館 メールマガジン 第140号  2017年11月14日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 開催中の特別展覧会 ━━━


+‥‥ 開館120周年記念 特別展覧会 国宝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


2017年は、日本の法令上「国宝」の語が初めて使用された「古社寺保存法」
制定より120年にあたります。当館開館と軌を一にするこの節目の年に、
昭和51年(1976)に「日本国宝展」を開催して以来、実に41年ぶりとなる
「国宝展」を開催します。古より我々日本人は、外来文化を柔軟に取り入れつつ、
独自の美意識によって世界にも類を見ない固有の文化を育んできました。歴史的、
芸術的、学術的に特に優れ、稀少である国宝は、何よりも雄弁に我々の歴史や
文化を物語る、類い希なる国の宝といえましょう。本展覧会では、
絵画・書跡・彫刻・工芸・考古の各分野から、歴史と美を兼ね備えた国宝約200件
を大きく4期に分けて展示し、わが国の悠久の歴史と美の精華を顕彰いたします。

【会 期】2017年10月3日(火)~ 11月26日(日)
【主な展示替】I期:10月3日~10月15日 II期:10月17日~10月29日 
       III期:10月31日~11月12日 IV期:11月14日~11月26日
       ※一部の作品は上記以外の展示替を行います。
【会 場】平成知新館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/kyoto-kokuhou2017.html


公式サイト
http://kyoto-kokuhou2017.jp/

┌────────────────────────────────┐
│本日よりIV期がはじまりました!                 │
│                                │
│http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/pdf/2017_kokuho_list.pdf  │
└────────────────────────────────┘

◇◆IV期(11月14日~11月26日)の注目作品◇◆

・琳派芸術の最高峰、100年ぶりに初の里帰り実現! 
 燕子花図屏風 尾形光琳筆 東京・根津美術館<IV期>

・18世紀の京都が生み出した珠玉の3国宝揃い踏み!
 燕子花図屏風 尾形光琳筆 東京・根津美術館<IV期>
 雪松図屏風 円山応挙筆 東京・三井記念美術館<III期・IV期>
 夜色楼台図 与謝蕪村筆<IV期>

・神護寺三像、23年ぶりの勢ぞろい!
 伝源頼朝像・伝平重盛像・伝藤原光能像 京都・神護寺<III期・IV期>

・平成知新館での展示は「国宝」展まで!
 大日如来坐像 大阪・金剛寺<通期>
 不動明王坐像 行快作 大阪・金剛寺<通期>
 *展覧会後は金剛寺の本堂に戻ります。

・「和様の書」の大成者、小野道風・藤原佐理・藤原行成
 「三跡」の書をご堪能ください!
 三体白氏詩巻 小野道風筆 大阪・正木美術館<11月14~11/19>
 詩懐紙 藤原佐理筆 香川県立ミュージアム<IV期>
 白氏詩巻 藤原行成筆 東京国立博物館<IV期>

 深鉢形土器(火焔型土器)No.6 新潟・十日町市(十日町市博物館保管)<IV期>
 十一面観音像 奈良国立博物館<III期・IV期>
 源氏物語絵巻 竹河(一)愛知・徳川美術館<IV期>
 孔雀明王像 京都・仁和寺<IV期>
 小葵浮線綾文様衵 熊野速玉大社古神宝のうち 和歌山・熊野速玉大社<III期・IV期>
 金銅舎利容器(金亀舎利塔) 奈良・唐招提寺<III期・IV期>
 油滴天目 大阪市立東洋陶磁美術館<III期・IV期>

以上すべて国宝
この、貴重な機会をお見逃しなく!!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イベントのご案内 ━━━


+‥‥‥ 京都国立博物館開館120周年記念公演 琉球古典 たまゆらの世界 ‥‥‥+

たまゆらとは、「一瞬(瞬間)」、あるいは「かすか」の意味。
約300年前、琉球王朝時代に王府の中で花開いた琉球古典音楽・琉球舞踊・組踊
といった雅やかな芸能は、近くで見なければ分からないような、そして一瞬気
を抜くと聴き逃してしまいそうな、繊細な所作や音が多くちりばめられています。
わずかな動き・かすかな音楽の機微にふれる泡沫夢幻の世界を京都国立博物館開館
120周年にふさわしい豪華な出演者でお楽しみください。 

【開催日】2018年1月8日(月・祝)
【時 間】午後1時/午後6時開演(開場は30分前)2回公演
【開催場所】京都国立博物館 平成知新館
【料 金】前売6,500円/当日7,000円(全席指定・博物館観覧料含む)
     ※前売券完売の場合、当日券はございません。
     ※博物館の展示観覧時間は9:30-17:00(入館は16:30まで)。
      公演当日のみ有効。

チケットのお求めなど詳しくは
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/20180108_tamayura.html


+‥‥‥ らくご博物館【冬】~新春寄席~Vol.47 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

桂南光さん、桂米平さんなどをお迎えして2月9日(金)開催です。
チケット好評販売中!

【日 時】 2018年2月9日(金) 開場 18:00/開演 18:30
【会 場】 京都国立博物館 平成知新館 講堂
【料 金】 3,100円 (全席指定・平成知新館名品ギャラリー観覧券付)
       (キャンパスメンバーズは、2,500円)

チケットのお求めなど詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/rak/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━



+‥‥ 部分開館のお知らせ  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

展覧会の展示準備等のため、以下の期間は名品ギャラリーは休止となり、
部分開館となります。
ご不便をおかけしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。 

<庭園のみ開館期間>
期間:2017年11月28日(火)~12月17日(日)
料金:260円(庭園ガイド冊子付き)*庭園・屋外展示のみご覧いただけます。

<名品ギャラリー(平常展示)休止期間>
2017年11月28日(火)~12月17日(日)

詳しくは→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_165.html


+‥‥ 京都国立博物館公式キャラクター「トラりん」
                    LINEスタンプ発売中!  ‥‥+

当館公式キャラクター「トラりん」のLINEスタンプを発売開始しました!
その可愛いしぐさややんちゃなポーズを集めた全40種類のLINEスタンプです。
ぜひご利用ください。


詳しくは→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_134.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━


+‥‥ 2017年度 年間スケジュール  ‥‥+
http://www.kyohaku.go.jp/jp/img/kankou/schedule2017_0323.pdf


+‥‥ 新春特集展示 いぬづくし─干支を愛でる─ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


社会性が高い犬は、古くから人間に愛されてきました。やはり猟犬としての
かかわりが古く、『播磨国風土記』には麻奈志漏(まなしろ)という応神天皇の
猟犬の話が出てきます。
その一方で、愛玩犬特に、小型室内愛玩犬として狆(ちん)と呼ばれた一類が
あります。現在では白黒の長毛で鼻がくしゃっとつまった(短吻種と言います)
ジャパニーズ・チンと呼ばれる日本原産の改良・固定種が狆とされています。
狆の歴史は非常に古く、短吻種犬は、チベット原産で奈良時代には既に日本に
伝わっていました。しかし、江戸時代には、短吻種だけではなく、
長吻種の日本テリアに近い姿のものも狆と呼ばれていました。
古くからの犬と人とのかかわりに思いを馳せていただければ幸いです。 

【会 期】2017年12月19日(火)~ 2018年1月21日(日)
【会 場】平成知新館 2F-1・2

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/inu_2017.html



+‥‥ 特集展示 御所文化を受け継ぐ─近世・近代の有職研究─ ‥‥‥‥‥‥+


平安時代に頂点を迎えた御所を中心とする公家文化は、社会の変動や応仁の乱
をはじめとする内戦によって、次第に簡略化へと向かいました。それが復興へと
向かうのは、世相が落ち着く江戸時代に入ってからです。それ以降、理想の時代の
再現をめざして、さまざまな研究が重ねられました。京都国立博物館が所蔵する
御所旧蔵の作品群を中心に、近世・近代の御所文化再興の様相を振り返ります。 

【会 期】2017年12月19日(火)~ 2018年1月28日(日)
【会 場】平成知新館 1F-2~4

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/gosho_2017.html



+‥‥ 特別企画 貝塚廣海家コレクション受贈記念 
          豪商の蔵─美しい暮らしの遺産─ ‥‥‥‥‥‥+


廣海家は、大阪府貝塚市の旧商家。米穀の廻船問屋として天保6年(1835)に開業し、
肥料商、株式投資、銀行経営などで財をなし、地域の近代産業の発展に寄与しました。
その広大な敷地には、間口約34mの巨大な町屋、茶室、4棟の土蔵がならびます。
この蔵に眠る大量の書画、茶器、調度が、当館に寄贈されました。
秀吉の書状をはじめ、伊藤若冲、司馬江漢、柴田是真の作品など、
商家の暮らしのなかで使われてきた品々をお披露目します。  

【会 期】2018年2月3日(土)~ 2018年3月18日(日)
【会 場】平成知新館 1F-2~6

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/hiromike_2018.html


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