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京都国立博物館 メールマガジン 第139号 2017年10月17日
配信日時:2022/03/01 17:17
京都国立博物館 メールマガジン 第139号  2017年10月17日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの特別展覧会 ━━━


+‥‥ 開館120周年記念 特別展覧会 国宝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


2017年は、日本の法令上「国宝」の語が初めて使用された「古社寺保存法」
制定より120年にあたります。当館開館と軌を一にするこの節目の年に、
昭和51年(1976)に「日本国宝展」を開催して以来、実に41年ぶりとなる
「国宝展」を開催します。古より我々日本人は、外来文化を柔軟に取り入れつつ、
独自の美意識によって世界にも類を見ない固有の文化を育んできました。歴史的、
芸術的、学術的に特に優れ、稀少である国宝は、何よりも雄弁に我々の歴史や
文化を物語る、類い希なる国の宝といえましょう。本展覧会では、
絵画・書跡・彫刻・工芸・考古の各分野から、歴史と美を兼ね備えた国宝約200件
を大きく4期に分けて展示し、わが国の悠久の歴史と美の精華を顕彰いたします。

【会 期】2017年10月3日(火)~ 11月26日(日)
【主な展示替】I期:10月3日~10月15日 II期:10月17日~10月29日 
       III期:10月31日~11月12日 IV期:11月14日~11月26日
       ※一部の作品は上記以外の展示替を行います。
【会 場】平成知新館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/kyoto-kokuhou2017.html


公式サイト
http://kyoto-kokuhou2017.jp/

┌────────────────────────────────┐
│本日よりII期がはじまりました!                 │
│                                │
│http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/pdf/2017_kokuho_list.pdf  │
└────────────────────────────────┘

◇◆II期(10月17日~10月29日)の注目作品◇◆

・天目の最高峰 「曜変天目(京都・龍光院)」の展示はII期のみ!
 曜変天目 京都・龍光院<II期>

・雪舟の国宝すべてが一室に!(10/22まで!)
 秋冬山水図 雪舟筆  東京国立博物館<I期・II期>
 四季山水図巻(山水長巻) 雪舟筆  山口・毛利博物館<10/3~10/22>
 破墨山水図 雪舟筆 雪舟自序・月翁周鏡等六僧賛 東京国立博物館<10/3~10/22>
 慧可断臂図 雪舟筆  愛知・斉年寺<I期・II期>
 天橋立図 雪舟筆  京都国立博物館<I期・II期>
 山水図 雪舟筆 以参周省・了庵桂悟賛<10/3~10/22>

・II期のみ&II期から
 釈迦如来立像 京都・清凉寺<II期>
 餓鬼草紙 東京国立博物館<II期>
 信貴山縁起絵巻 尼公巻 奈良・朝護孫子寺<II期>
 秋景・冬景山水図 伝徽宗筆 京都・金地院<II期・III期>
 風俗図屏風(彦根屏風)滋賀・彦根城博物館<II期>
 聾瞽指帰 上巻 空海筆 和歌山・金剛峯寺<II期>
 一遍聖絵 巻九 円伊筆 神奈川・清浄光寺(遊行寺)<II期>
 
・II期で展示が終了します!お見逃しなく!
 風神雷神図屏風 俵屋宗達筆 京都・建仁寺<I期・II期>
 青磁鳳凰耳花入 銘 万声 大阪・和泉市久保惣記念美術館<I期・II期>
 中尊寺金色堂堂内具のうち金銅華鬘 岩手・中尊寺金色院<I期・II期>
 時雨螺鈿鞍 東京・永青文庫<I期・II期>
 土偶(縄文の女神) 山形県(山形県立博物館保管)<I期・II期>

以上すべて国宝
この、貴重な機会をお見逃しなく!!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イベントのご案内 ━━━


○京都国立博物館開館120周年記念公演 琉球古典 たまゆらの世界

たまゆらとは、「一瞬(瞬間)」、あるいは「かすか」の意味。
約300年前、琉球王朝時代に王府の中で花開いた琉球古典音楽・琉球舞踊・組踊
といった雅やかな芸能は、近くで見なければ分からないような、そして一瞬気
を抜くと聴き逃してしまいそうな、繊細な所作や音が多くちりばめられています。
わずかな動き・かすかな音楽の機微にふれる泡沫夢幻の世界を京都国立博物館開館
120周年にふさわしい豪華な出演者でお楽しみください。 

【開催日】2018年1月8日(月・祝)
【時 間】午後1時/午後6時開演(開場は30分前)2回公演
【開催場所】京都国立博物館 平成知新館
【料 金】前売6,500円/当日7,000円(全席指定・博物館観覧料含む)
     ※前売券完売の場合、当日券はございません。
     ※博物館の展示観覧時間は9:30-17:00(入館は16:30まで)。
      公演当日のみ有効。

チケットのお求めなど詳しくは
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/20180108_tamayura.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━


+‥‥ 京都国立博物館公式キャラクター「トラりん」
                    LINEスタンプ発売中!  ‥‥+

当館公式キャラクター「トラりん」のLINEスタンプを発売開始しました!
その可愛いしぐさややんちゃなポーズを集めた全40種類のLINEスタンプです。
ぜひご利用ください。


詳しくは→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_134.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━


+‥‥ 2017年度 年間スケジュール  ‥‥+
http://www.kyohaku.go.jp/jp/img/kankou/schedule2017_0323.pdf


+‥‥ 特集展示 いぬづくし─干支を愛でる─ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


社会性が高い犬は、古くから人間に愛されてきました。やはり猟犬としての
かかわりが古く、『播磨国風土記』には麻奈志漏(まなしろ)という応神天皇の
猟犬の話が出てきます。
その一方で、愛玩犬特に、小型室内愛玩犬として狆(ちん)と呼ばれた一類が
あります。現在では白黒の長毛で鼻がくしゃっとつまった(短吻種と言います)
ジャパニーズ・チンと呼ばれる日本原産の改良・固定種が狆とされています。
狆の歴史は非常に古く、短吻種犬は、チベット原産で奈良時代には既に日本に
伝わっていました。しかし、江戸時代には、短吻種だけではなく、
長吻種の日本テリアに近い姿のものも狆と呼ばれていました。
古くからの犬と人とのかかわりに思いを馳せていただければ幸いです。 

【会 期】2017年12月19日(火)~ 2018年1月21日(日)
【会 場】平成知新館 2F-1・2

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/inu_2017.html



+‥‥ 特集展示 御所文化を受け継ぐ─近世・近代の有職研究─ ‥‥‥‥‥‥+


平安時代に頂点を迎えた御所を中心とする公家文化は、社会の変動や応仁の乱
をはじめとする内戦によって、次第に簡略化へと向かいました。それが復興へと
向かうのは、世相が落ち着く江戸時代に入ってからです。それ以降、理想の時代の
再現をめざして、さまざまな研究が重ねられました。京都国立博物館が所蔵する
御所旧蔵の作品群を中心に、近世・近代の御所文化再興の様相を振り返ります。 

【会 期】2017年12月19日(火)~ 2018年1月28日(日)
【会 場】平成知新館 1F-2~4

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/gosho_2017.html


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