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京都国立博物館 メールマガジン 第133号 2017年4月11日
配信日時:2022/03/01 16:43
京都国立博物館 メールマガジン 第133号  2017年4月11日

━━━━━━━━━━━━━━━━ 本日より開催の特別展 ━━━━━━━


+‥‥ 開館120周年記念特別展覧会 海北友松(かいほうゆうしょう) ‥‥‥+

海北友松(1533~1615)は狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠です。
近江浅井家の家臣の家に生まれた彼は、若年を東福寺で過ごしましたが、
主家や兄たちが信長に滅ぼされるに及び、還俗して狩野派の門を敲き、
画の道に進んだと伝えられています。いま遺る作品のほとんどは狩野派から
独立して以後の晩年期(60歳以降)のものですが、鋭い筆遣いが駆使された気迫
溢れる水墨画や詩情豊かな大和絵金碧画などは、ほかの誰の作とも似ていない、
まさに友松ならではのものといえましょう。
この展覧会では、晩年期の代表作はもとより、数少ない初期作や新発見・初公開の作品、
さらに諸人との幅広い交流の跡を物語る書状や文書類などを数多く展示し、
83年にわたる友松の生涯を振り返ります。 

【会 期】2017年4月11日(火)~ 5月21日(日)
【会 場】平成知新館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/20170411_yusho.html 

出品一覧・展示替予定表
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/pdf/2017_yusho_list.pdf

ワークショップ「描いてみよう!墨の線」
http://www.kyohaku.go.jp/jp/culture/etc/yusyo_workshop2017.html

開館120周年記念特別展覧会「海北友松」展公式サイト
http://yusho2017.jp/


━━━━━━━━━━━━━━━━ 特別展関連イベントのご案内 ━━━━━━


記念座談会
○4月15日(土)
「日本美術応援団、海北友松を応援する!!」
登壇者:山下裕二氏(明治学院大学教授・日本美術応援団団長)
井浦新氏(俳優・京都国立博物館文化大使・日本美術応援団団員3号)
山本英男(京都国立博物館学芸部長)

【時 間】13:30~15:00
【定 員】200名
【聴講料】無料 (ただし「海北友松」展の当日の観覧券が必要)
【会 場】平成知新館 講堂

講演当日、11時より平成知新館1階グランドロビーにて
整理券を配布します。定員になり次第、整理券配布を終了します。


講演会
○4月22日(土)
対談「海北友松を語る」
登壇者:葉室麟氏(小説家)、山本英男

○4月29日(土)
「孤高の絵師・海北友松」
講師:山本英男


【時 間】13:30~15:00
【定 員】200名
【聴講料】無料 (ただし「海北友松」展の当日の観覧券が必要)
【会 場】平成知新館 講堂

講演当日、12時より平成知新館1階グランドロビーにて
整理券を配布します。定員になり次第、整理券配布を終了します。


詳しくは→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/index.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イベントのご案内 ━━━


+‥‥‥ 開館120周年記念 京都・らくご博物館【春】 
           ~特別企画・雀三郎一門会~Vol.45 ‥‥‥‥‥‥+


【日 時】 2017年5月12日(金) 開場 18:00/開演 18:30
【会 場】 京都国立博物館 平成知新館 講堂
【料 金】 3,100円 (全席指定・平成知新館名品ギャラリー観覧券付)
       (キャンパスメンバーズは、2,500円)

チケットのお求めなど詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/rak/



━━━━━━━━━━━━━ 博物館Dictionary No.198  ━━━━━━━━


子ども向け解説シート「博物館Dictionary No.198」は、
平成知新館 名品ギャラリー1階-1(彫刻)でご覧いただける、仏像のお話です。

博物館Dictionary No.198 PDF版→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/pdf/dic_198.pdf


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━

+‥‥ 2017年度 年間スケジュール  ‥‥+
http://www.kyohaku.go.jp/jp/img/kankou/schedule2017_0323.pdf



+‥‥ [特集展示] 名刀聚英 ─永藤一の愛刀─ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

関西の刀剣界において、昭和の名コレクター、永藤一(ながふじかず)氏の名は
まず第一に挙げられるものでしょう。永氏は医学博士として製薬会社で活躍し、
業界に認められた存在であるとともに、稀代の愛刀家としても広く知られて
いました。この展示では、永藤一氏の蒐集した名刀の数々を一堂に展示し、
同氏の刀剣に対する深い見識と研ぎ澄まされた感性、そして慈しみのまなざし
を感じていただきたいと思います。 

【会 期】2017年6月13日(火)~ 2017年7月17日(月・祝)
【会 場】平成知新館 (1F-2・5)

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/2017_metoshuei.html



+‥‥ [特集展示] 古書画へのまなざし ─伴實コレクション─ ‥‥‥‥‥‥+

当館は昨年度、伴實(ばんみのる)氏が生涯にわたり蒐集した古書画47件を、ご遺族の方より
ご寄贈いただきました。伴氏は商売を営むかたわら、50年ちかくも
自らマーケットに足を運び、おもに古文書を中心として、眼鏡に適ったもののみを
集め続けました。確固たる信念に基づき入手した作品には、自分好みの表具を
ほどこすなど、氏の注いだ温かいまなざしに溢れています。今回の展示では、
古美術を愛する真の「コレクター」であった伴實氏が蒐集した古書画のなかから、
代表的な作品を紹介いたします。

【会 期】2017年6月13日(火)~ 2017年7月23日(日)
【会 場】平成知新館 (1F-3)

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/floor1_3/f1_3_korekara/syoseki_20170613.html



+‥‥ 開館120周年記念特別展覧会 国宝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

2017年は、日本の法令上「国宝」の語が初めて使用された「古社寺保存法」
制定より120年にあたります。当館開館と軌を一にするこの節目の年に、
昭和51年(1976)に「日本国宝展」を開催して以来、実に41年ぶりとなる
「国宝展」を開催します。古より我々日本人は、外来文化を柔軟に取り入れつつ、
独自の美意識によって世界にも類を見ない固有の文化を育んできました。歴史的、
芸術的、学術的に特に優れ、稀少である国宝は、何よりも雄弁に我々の歴史や
文化を物語る、類い希なる国の宝といえましょう。本展覧会では、
絵画・書跡・彫刻・工芸・考古の各分野から、歴史と美を兼ね備えた国宝約200件
を一堂に会し、わが国の悠久の歴史と美の精華を顕彰いたします。

【会 期】2017年10月3日(火)~ 11月26日(日)
【会 場】平成知新館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/kyoto-kokuhou2017.html


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