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京都国立博物館 メールマガジン 第131号 2017年2月16日
配信日時:2022/03/01 15:57
京都国立博物館 メールマガジン 第131号  2017年2月16日

━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの特集陳列 ━━━━


+‥‥ [特集陳列] 雛まつりと人形 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

雛まつりは古くから行われているように思われがちですが、
人形を飾ってこの日を祝うようになったのは、江戸時代の初めとされています。
当時の雛人形には、その時代の元号を冠して呼ばれる寛永雛・享保雛や、
考案した人形師の名を付けたという次郎左衛門雛、江戸で誕生した古今雛、
公家の装束を正しく写した有職雛などがあります。
この展示では、各種の雛人形が勢ぞろいし、雛人形の変遷がご覧いただけます。
さらに今年は、当館が収蔵する雛人形の中から古今雛の特集展示も行います。

【会 期】2017年2月18日(土)~ 3月20日(月・祝)
【会 場】平成知新館 (1F-2)

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/floor1_1/f1_1_korekara/hina_2017.html 



━━━━━━━━━━━━━━━━━ 開催中の特集陳列 ━━━━━━━


+‥‥ [特別公開] 修理完成記念 鳥取・三佛寺の蔵王権現立像 ‥‥‥‥‥‥+

鳥取県三朝町に位置する三徳山三佛寺は、奈良時代の慶雲三年(706)に役行者
によって開かれたと伝える、鳥取県を代表する古刹のひとつです。そそり立つ岩山に
築かれた国宝・奥之院は投入堂として有名で、かつてここには多数の蔵王権現が
祀られていました。現在は、そのうちの正本尊と脇本尊、計7躯が麓の宝物殿に
安置されています。いずれも国の重要文化財に指定されていますが、そのうちの
2躯について、今年度、京都国立博物館内に設けられた文化財修理所にて修理が
おこなわれました。このたび、その修理の完了を記念して、
特別に脇本尊1躯を公開します。この機会にぜひご覧ください。

【会 期】2017年1月17日 (火)~ 2月19日(日)
【会 場】平成知新館 (1F)

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/floor1_2/scu_20161213.html

*彫刻展示室の閉室
2017年2月21日(火)~3月20日(月・祝)まで、1階彫刻展示室は閉室となります。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 土曜講座 ━━━━━━

毎週土曜日の午後、展覧会や展示作品に関連した講座を行っております。

○2月18日(土)
「梵鐘-今日もお寺の鐘がなる 2」
伊藤 信二(京都国立博物館 企画室長)

○2月25日(土)
「文化財の複製と教育普及」
水谷 亜希(京都国立博物館 研究員)

○3月4日(土)
特集陳列「雛まつりと人形」関連講座
「雛人形の美―京の雅と江戸の粋―」
林 直輝 氏(吉徳資料室 室長)


【時 間】13:30~15:00
【定 員】200名
【聴講料】無料 (ただし、当日の観覧券が必要)
【会 場】平成知新館 講堂

講演当日、12時より平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。
定員になり次第、整理券配布を終了します。


今後の土曜講座の予定は、ホームページから→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/sat/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シアターのご案内 ━━━


平成知新館 講堂では、展示に関連した映像を、350インチの大画面で
ご覧いただくことができます。


【上映スケジュール】
◆火曜日、木曜日、日曜日 13:00~/14:00~/15:00~
「藤原氏の経筒と経箱 ─平安貴族の祈りと栄華─」

◆水曜日、金曜日 13:00~/14:00~/15:00~
「よみがえる風景 ─大徳寺大仙院の襖絵─」


*毎土曜日は土曜講座開催のため、休映いたします。
*他のイベントの開催日には、休映いたします。


詳しい上映スケジュールは、ホームページから→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/mov/feb_2017.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イベントのご案内 ━━━


+‥‥‥ 京都国立博物館 120周年記念コンサート 
               ―文化財を守り未来へ継承! 3.11を決意の日に― ‥‥‥+


【日 時】 2017年3月11日(土)開場13:30 / 開演14:00
【会 場】 京都国立博物館内 明治古都館中央ホール
【料 金】 5,000円(税込 / 全席指定)
 ※なお当日は、当館への入館料(一般520円、大学生260円)が
 別途必要となります。

チケットのお求めなど詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/concert/20170311_311concert.html



+‥‥‥ 開館120周年記念イベント 京キャラ博・京都ほんまもん祭 ‥‥‥+


京都では前例の無いスケールのキャラクター数が博物館に一堂に集合するほか、
京都府内から厳選されたご当地グルメ、ご当地物産が多数出店予定です。
また、同イベントにあわせて「トラりん」のモチーフとなった
尾形光琳筆「竹虎図」(京都国立博物館蔵)を期間限定で展示します。
(会場:2F-4近世絵画展示室、展示期間:3月14日~3月20日)

【日 時】 2017年3月18日(土) 9:30~16:30
【会 場】 京都国立博物館 庭園
【料 金】 入場無料
 ※当日は、京都国立博物館名品ギャラリーも無料でご覧いただけます。
  2階展示室と1階特別展示室のみ開館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/etc/2017_kce.html



+‥‥‥ 開館120周年記念呈茶 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


春のお庭を眺めながら一服いかがでしょうか。
とてもかわいいトラりん和菓子とともにどうぞ。

【日 時】 2017年3月25日(土)、26日(日)、4月1日(土)、2日(日)
      各日とも10:00~16:30
      ※数に限りがございます。無くなり次第終了させていただきますので、
      予めご了承ください。
【会 場】 茶室「堪庵」
【呈茶料】500円(抹茶とお菓子)




+‥‥‥ 開館120周年記念 京都・らくご博物館【春】 
           ~特別企画・雀三郎一門会~Vol.45 ‥‥‥‥‥‥+


【日 時】 2017年5月12日(金) 開場 18:00/開演 18:30
【会 場】 京都国立博物館 平成知新館 講堂
【料 金】 3,100円 (全席指定・平成知新館名品ギャラリー観覧券付)
       (キャンパスメンバーズは、2,500円)

チケットのお求めなど詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/rak/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━


+‥‥ 部分開館と全館休館のおしらせ ‥‥+

展示作業等のため以下の通り部分開館いたします。
ご不便をおかけしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。


【部分開館】
2017年3月14日(火)~3月20日(月・祝)
 2階展示室と1階特別展示室がご覧いただけます。
 (3階 考古・陶磁展示室、1階 彫刻・書跡・染織・金工・漆工展示室は閉室となります。)
料金:一般 260円、大学生 130円

【庭園・平成知新館グランドロビーなど部分開館】
2017年3月22日(水)~4月9日(日)
料金:260円(庭園ガイド冊子付き)
*大学生以下、70歳以上無料
*展示室はご覧いただけません。
*3月22日~26日 庭園・屋外展示、平成知新館グランドロビーがご覧いただけます。
なお、3月24日および25日には講堂にてシアター上映を行います。
*3月28日~4月9日 庭園・屋外展示のみご覧いただけます。 



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━━


+‥‥ 開館120周年記念特別展覧会 海北友松(かいほうゆうしょう) ‥‥‥+

海北友松(1533~1615)は狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠です。
近江浅井家の家臣の家に生まれた彼は、若年を東福寺で過ごしましたが、
主家や兄たちが信長に滅ぼされるに及び、還俗して狩野派の門を敲き、
画の道に進んだと伝えられています。いま遺る作品のほとんどは狩野派から
独立して以後の晩年期(60歳以降)のものですが、鋭い筆遣いが駆使された気迫
溢れる水墨画や詩情豊かな大和絵金碧画などは、ほかの誰の作とも似ていない、
まさに友松ならではのものといえましょう。
この展覧会では、晩年期の代表作はもとより、数少ない初期作や新発見・初公開の作品、
さらに諸人との幅広い交流の跡を物語る書状や文書類などを数多く展示し、
83年にわたる友松の生涯を振り返ります。 

【会 期】2017年4月11日(火)~ 5月21日(日)
【会 場】平成知新館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/20170411_yusho.html 


+‥‥ 開館120周年記念特別展覧会 国宝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

2017年は、日本の法令上「国宝」の語が初めて使用された「古社寺保存法」
制定より120年にあたります。当館開館と軌を一にするこの節目の年に、
昭和51年(1976)に「日本国宝展」を開催して以来、実に41年ぶりとなる
「国宝展」を開催します。古より我々日本人は、外来文化を柔軟に取り入れつつ、
独自の美意識によって世界にも類を見ない固有の文化を育んできました。歴史的、
芸術的、学術的に特に優れ、稀少である国宝は、何よりも雄弁に我々の歴史や
文化を物語る、類い希なる国の宝といえましょう。本展覧会では、
絵画・書跡・彫刻・工芸・考古の各分野から、歴史と美を兼ね備えた国宝約200件
を一堂に会し、わが国の悠久の歴史と美の精華を顕彰いたします。

【会 期】2017年10月3日(火)~ 11月26日(日)
【会 場】平成知新館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/kyoto-kokuhou2017.html


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