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京都国立博物館 メールマガジン 第109号 2015年5月1日
配信日時:2022/03/01 11:45
京都国立博物館 メールマガジン 第109号  2015年5月1日


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 開催中の特別展覧会 ━━━

+‥‥ [特別展覧会] 桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち ‥‥‥‥‥+

2015年は大坂の陣からちょうど400年にあたります。
豊臣から徳川へと天下の趨勢が一変したこの出来事の前後、武士はもとより、
絵師もまた熾烈極まる生き残りをかけた戦略を繰り広げました。
本展覧会は、永徳没後、「豪壮」から「華麗」へ、さらに新たな為政者・徳川家に
対応すべく、「瀟洒淡麗」へと画風を変えていく一大転換の過程を、永徳の後継
者たちの作品を一堂にして辿るものです。

2015年4月7日(火)~5月17日(日)
会場:明治古都館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/

混雑状況ツイッター→
https://twitter.com/momoyama_kanoha


◆◇ 注目の作品 ◆◇

【北野社頭遊楽図屏風 狩野孝信筆 6曲1隻】
初公開作品! 北野社や経堂前で繰り広げられる酒宴や踊り、慢幕の中で食事を
作る人々の姿を克明に捉えた傑作。

【重文 豊国祭礼図屏風 狩野内膳筆 6曲1双 豊国神社】
5月7日~5月17日の期間限定の展示!
総勢500名の町衆による躍動的な風流踊りの様子や、筍の仮装をした人がユニーク!




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 開催中の特集陳列 ━━━

+‥‥ [特集陳列]  葵祭の美術―千年の伝統― ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

祇園祭・時代祭と並んで京都三大祭と称される葵祭。正式には賀茂祭と言われ、
下鴨神社(賀茂御祖神社)と上賀茂神社(賀茂別雷神社)の例祭として執り行われます。
平安時代に宮中から勅使が派遣される勅祭となり、当時「祭」と言えば葵祭を指した
ほどでした。現在では石清水祭、春日祭と並ぶ三勅祭の一つとして、平安の雅を今に
伝えています。身分の上下を問わず愛され、日本の文学や美術に限りないインスピ
レーションを与えてきた葵祭。千年を経た今も、変わらず行われる祭りと合わせて、
往時のひとびとが愛した葵祭の姿をお楽しみください。

2015年4月21日(火) ~ 5月31日(日)
会場:平成知新館 特別展示室

葵祭の美術―千年の伝統― リーフレット
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/img/aoimatsuri_guide_2015.pdf

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/floor1_1/aoi_2015.html




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 土曜講座 ━━━

毎週土曜日の午後、展覧会や展示品に関連した講座を行っております。


○5月2日(土)
「桃山時代の異国趣味」
福士 雄也 (京都国立博物館 研究員)

○5月9日(土)
「早熟の天才、狩野探幽登場」
小嵜 善通 氏 (成安造形大学教授)

○5月16日(土)
「葵祭の美術」
大原 嘉豊 (京都国立博物館 保存修理指導室長)

【時 間】13:30~15:00
【定 員】200名
【聴講料】無料 (ただし、観覧券等が必要)
【会 場】平成知新館 講堂

講演当日、12時より平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。
定員になり次第、整理券配布を終了します。


今後の土曜講座の予定は、ホームページから→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/sat/




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シアターのご案内 ━━━

 『家門を護る~永徳の後継者たち~』 (所要時間:約10分)

5月17日までの特別展覧会「桃山時代の狩野派―永徳の後継者たち」開催中、
平成知新館講堂では、本展をより深く知っていただける展示映像を放映しています。

*毎週土曜日ならびに、他のイベント開催日には講堂前ロビーにて上映します。
あらかじめご了承ください。
*5月19日より、放映番組を変更いたします。

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/event/mov/apr_2015.html




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イベントのご案内 ━━━

+‥‥ 国際博物館の日 ‥‥‥‥‥‥+

ICOM(国際博物館会議)では、毎年5月18日を「国際博物館の日」とし、博物館が
社会に果たす役割について広く市民にアピールしています。
当館では、国際博物館の日に合わせ、5月19日(火)(※5/18は休館日のため)に
ご来館の方先着100名様に、南門にて当館オリジナルポストカードをプレゼントいたします。

また、5月17日(日)には、当館平成知新館 講堂にて「国際博物館の日 シンポジウム」を
実施いたしますので、ぜひご参加ください。

詳しくは、日本博物館協会ウェブサイト
https://www.j-muse.or.jp/02program/projects.php?cat=8



━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 博物館Dictionary No.178 ━━━

子ども向け解説シート「博物館Dictionary No.178」は、「法華経」とそれを説いた
釈迦にまつわる仏画のお話です。

博物館Dictionary No.178 PDF版→
http://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/pdf/dic_178.pdf



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  夏期講座 ━━━

毎年夏に3日間連続の集中講座を開催しております。
昨年度に引き続き「古社寺と文化財」をテーマに開催します。

開催日:平成27年7月29日(水)~31日(金)
会 場/京都国立博物館 平成知新館 講堂
定 員/200名
聴講料/3,000円

申込方法/往復はがきに住所・氏名・年齢・職業・電話番号を明記の上、
京都国立博物館「夏期講座」係(〒605-0931  京都市東山区茶屋町527)まで
お申し込みください。

申込期間/6月1日~10日(期間内必着)
※5月31日以前の申込は無効となります。
※申込人数が定員を超えた場合は抽選とさせていただきます。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これからの展覧会 ━━━

+‥‥ [特集陳列] 日本の仮面 人と神仏、鬼の多彩な表情 ‥‥‥‥‥‥+

京都周辺の社寺に伝来した仮面30面ほどを展示します。東寺の五重塔供養法会で
用いられた十二天面(平安時代)、八部衆面(南北朝時代)、丹後国分寺で追儺会に
登場した毘沙門天面(鎌倉時代)、神社に伝来した能狂言面(室町~江戸時代)などです。
仮面は儀礼や芸能に使用するための道具ですが、それぞれ造られた時代の造形の
特徴が現れています。その多彩な表情をご覧ください。

2015年6月9日(火) ~ 7月20日(月)
会場:平成知新館 特別展示室

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/floor1_1/f1_1_korekara/kamen_2015.html




+‥‥ [特別展観]  第100回大蔵会記念 仏法東漸―仏教の典籍と美術─ ‥+

大蔵会(だいぞうえ)は、仏教にかんする典籍を中心とした伝統ある展観事業です。
大正4年(1915)、大正天皇の即位式を記念して始まって以来、毎年開催され、今年は
100回目という大きな節目を迎えることになりました。これを記念して、平成知新館を
会場に大規模な展観を開催いたします。仏教経典の総集である「大蔵経(一切経)」の
歴史を現存する遺品から紐解くとともに、関連する書跡、絵画や工芸品もあわせて
紹介いたします。

2015年7月29日(水) ~9月 6日(日)
会場:平成知新館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/floor1_1/f1_1_korekara/daizoue_2015.html




+‥‥ [特別展覧会] 琳派 京を彩る ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

琳派とは、江戸時代に現れた装飾的な作風を特色とする、俵屋宗達、尾形光琳・乾山、
酒井抱一といった芸術家の一群をゆるやかにつなぐ言葉です。その源は、京都洛北の
鷹峯に住し、書をはじめ様々な芸術に関与した本阿弥光悦へと遡ります。本展は、
光悦が徳川家康から鷹峯の地を拝領して400年となることを記念し、琳派誕生の地である
京都において初めて開催される本格的な琳派展です。琳派の名作を一堂に集め、その
都ぶりな美意識、日本的と評される特質をご堪能いただくとともに、琳派の系譜をご紹介
します。

2015年10月10日(土)~11月23日(月・祝)
会場:平成知新館

詳しくは、
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/korekara/20151010_rinpa.html



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