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農林水産省

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バーベキューを楽しむ皆様へ

更新日:令和2年9月23日


家族と、友人とバーベキューを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
しかし、食品の扱い方を間違えると食中毒になることがあります。

バーベキューを安全に楽しむには食中毒を起こす菌を
食べ物にくっつけない増やさないやっつける
ことが重要です。

農林水産省では、バーベキューを安全に楽しむための食中毒予防のポイントをまとめました。
食材を運ぶとき、調理するとき、食べるときの場面に応じた注意点をご紹介します。
ポケット版もありますので、ぜひ印刷の上ご活用ください。

食品を運ぶとき

新鮮な食品(特に肉や魚介類)にも食中毒菌がついていることが……

輸送ボックス悪い例
  • 肉や魚を袋に入れないと他の食品に食中毒菌がついてしまいます
  • 肉や魚の汁がもれないようにしよう

食品を温かいところに置くと……

ある食中毒菌の例(30℃)
ある食中毒菌の例(30℃)
  • 食中毒菌が急激に増えることがあります
運搬ボックスよい例
  • 生肉/生魚は、それぞれ別のビニール袋に入れ、他の食品とくっつかないようにしよう
  • クーラーボックスに入れ、保冷剤でしっかり冷やそう
    また、クーラーボックスは涼しい場所に置こう

バーベキュー場で~清潔な手と器具で調理しよう~

きれいに見えても……

  • 手に食中毒菌がいることがあります
    また、生肉を触ると食中毒菌が手につくことがあります
  • 手洗い調理前や食べる前にはしっかり手を洗い、食中毒菌をつけないようにしよう
  • ウェットティッシュ
    もし水道がなかったら、ウェットティッシュできれいにふこう
  • けがをしたら
    手にけがをしている時は、使い捨て手袋を着けよう

食べ物を切る時は……

  • 包丁使い分け
    加熱する食品と加熱しない食品で、別々のまな板を使おう
  • 包丁順序
    分けて使うのが難しいときは、加熱しないで食べる物を先に切ろう

バーベキュー場で~いざ焼いて食べよう~

  • 生肉は中心まで十分に加熱しよう
  • 箸は区別して使おう
    食べる時も箸は区別して、清潔な手、箸、皿で食べよう

食品を焦がし過ぎないように……

  • 肉や魚に火が直に触れたときできる物質の中には、体によくない物質があります
  • いも類や野菜類は高い温度で長く加熱すると、体によくない物質ができます
  • 直火
    食品をこまめにひっくり返して、焦がしすぎないようにしよう
  • 焦げ野菜
    焦げすぎる前に食べよう

食べ終わったら……

  • 残った食べ物は、もったいなくても捨てよう
  • ゴミは持ち帰るか、指定の場所に捨てよう

食品を加熱するとどうなるの??

食品を十分に加熱すると、美味しそうな色や香りができたり、消化しやすくなります。また、食中毒菌も殺すことができます。ですが加熱し過ぎると、ある程度以上食べた時に、健康に悪い影響を与える可能性のあるものもできます。
食品を加熱することは食中毒の予防に大切ですが、焦がしすぎには注意しましょう。


バーベキューの注意点10

  1. 生肉や生魚は、それぞれ別のビニール袋に入れていますか?
  2. 冷蔵しなければならない食品は、保冷剤で冷やしていますか?
  3. 食品に触る前に手をしっかり洗いましたか?
  4. 加熱する食品と加熱しない食品で、別々のまな板や包丁を使いましたか?
  5. 生の食品に触れた後にしっかり手を洗いましたか?
  6. 生肉や生魚をつかむ箸やトングを別に用意しましたか?
  7. 肉や魚介類は、中心までしっかり火を通しましたか?
  8. いも類や野菜類は、焦げすぎていませんか?
  9. 食品と火が直に触れていませんか?
  10. 残った食品は、もったいなくても捨てましたか?


食中毒を起こす菌を
食べ物にくっつけない増やさないやっつける
ことでバーベキューを安全に楽しもう!

お問合せ先

消費・安全局食品安全政策課

担当者:情報発信企画・評価班
代表:03-3502-8111(内線4474)
ダイヤルイン:03-3502-5719